忙しさの極致でちょっと現実逃避

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それでもカウンターが確実に回っていることに感謝、です。ご訪問ありがとうございました。

明日からのイベントの担当に決まってから、いったい何をどうしたらいいのか皆目見当がつかないまま、図書館人ではない上司の数々の注文に振り回されながら、ここ2週間は一日12時間職場にいた日がほとんどだなあ、という感じでした。

いよいよ明日、ふたを開けたらどんなことになるのかは、あまり考えたくないので、通信で勉強していたころの話を。

司書資格をとるのに4年かかった話は既出ですが、それというのも、ひとつには、当時まだ子どもたちが小学生であったので、科目終末試験を受けるべき日が運動会や学芸会など絶対はずせない学校行事に何度ぶつかったことか。（試験は日曜日と決まっていました。）

それで、なかなか成果が出せなかったので、ある年、私は放送大学の司書教諭資格講座に申し込みをしました。今まで使ったことのない「教員免許」を一度くらい役立ててみたい気もありました。

でも当時我が家にはCS放送を受信する設備はなく、実家に頼んで録画・録音（ラジオ放送の講義もありました）してもらいましたが、ビデオを受け取るのもすぐにはできないし、視聴する時間もほとんどないし、で、しかも学習期間は夏限定、といった感じだったので、いくらレポート形式のみの試験とはいえ、一回では単位を全部取りきれませんでした。

次のチャンスはまた一年後。でも運良く二回目で単位がそろい、無事資格取得できました。

最近は少なくなりましたが、一時は夏休みになると、明らかに司書教諭の資格取得のため、といったレファレンスが目立ちました。
私が苦労した科目は、やはり学校現場に関連したものでした（自分の子どもの通っている学校を想定して書くしかなかった！）が、現役の先生方には、図書館学的な色彩の強い科目は、やはり大変そうでしたね。

でも、こうして苦労して取得した司書教諭資格、ちゃんと生かされているのか、生かせる場面はあるのか、はなはだ疑問です。
もちろん、私にはそういう機会は皆無です。