「今のところは図書館司書だが、明日の我が身は如何なるものか?」ある日突然に元の行政事務屋として公共図書館からの配置転換。戻してくれないから市役所を退職。世の荒波をかき分け、専門図書館司書として復活!もつかの間。失業生活一年の後、ようやく司書として新たな職場へ。司書こそ我が天職!久々に明るく陽気に行きますか。
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林 明子さく
福音館書店 (1989.6)
ISBN : 4834008304
価格 : ¥1,365
通常24時間以内に発送します。
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チラの大好きな絵本作家さんの一人、林明子さんの作。
初めてこの絵本を見たとき、矢も盾もたまらず買ってしまいました。
子どもを描いたら林さんが一番!と今思っているチラが、この絵本で初めて林さんに出会いました。
このお話の、「赤ちゃんのお守りをするために派遣されたぬいぐるみ」というシチュエーション、実は我が家にもあったのです。
我が家の場合、それは、初めての子どもが生れた時に友人たちから贈られた、大きな大きな「うめ吉」くんでした。(このうめ吉くんも、中島潔さんの絵本の登場"動物"です。このお話はまた今度)
きつねのぬいぐるみ、「こん」も最初は「あき」を見守る役だったのが、あきの成長につれて、ふんづけられ、ひきずられ、そして一緒に遊び、大きくなり…。おっと、こんは大きくならずに、古くなり、うでがほころびる。
うちのうめ吉くんもまったく同じ道を通りました。
こうして、子どもたちは成長していくのです。
こんとあきは、おばあちゃんに修理してもらうためにさきゅうまちへ、列車の旅に出かけます。
今、この本の奥付を見ると、我が家の下の子(息子です)が3歳くらいの頃に刷られたことがわかります。彼は無類の鉄道好き(未だに!)なので、喜ぶ場面の連続。
そして、我が家の子どもたちは、共働きの両親に代わって、おばあちゃんに面倒を見てもらって育ちました。
そういう意味でも、なんと身近な絵本だったことか。
でも、いつも「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれるこんが、うちにもいたらよかったなー。
ところで、福音館書店さんのサイトには、なんと、こんの作り方が出ています!
PCによる目の酷使で、針に糸が通せなくなったチラには無理ですが、「我が家のこん」を作ってみるのも楽しそうですね。(なんと、「ドアにはさまれてつぶれたしっぽ」の作り方まで出ています!!)
さて、毎月よみきかせの機会があるチラですが、まだ、この本を使ったことが無いのです。だって、懐かしさのあまり、読んでいるうちに泣けて来ちゃうんだもの。
でも、なんとかチャレンジしてみたいとは思っています。
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プロフィール
HN:
浦賀みちら(チラ)
性別:
女性
職業:
2008年4月9日まで公共図書館司書で、2010年3月まで市役所事務職員。2011年11月から専門図書館司書。2013年4月から大学図書館で。
趣味:
スポーツ観戦(フィギュアスケート、サッカー、野球など)
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