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「今のところは図書館司書だが、明日の我が身は如何なるものか?」ある日突然に元の行政事務屋として公共図書館からの配置転換。戻してくれないから市役所を退職。世の荒波をかき分け、専門図書館司書として復活!もつかの間。失業生活一年の後、ようやく司書として新たな職場へ。司書こそ我が天職!久々に明るく陽気に行きますか。
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こんな辺境の地に、みなさんのお越し、まことにありがとうございます!
ネタも言いたいこともたくさんあるのですが、いかんせん、時間と体力とお金がない。。
趣味の方も、今とっても話題満載なのについていけてないほどで凹ですが、こちらでのみなさんのご来訪が励みになります。
どうか今後ともよろしくお願いします。
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うちの図書館は祝日開館です。
9月からは毎月祝日があり、そのうち9,11月は二回ありますから、いつも祝日に出勤が当たるようだと、代休がたまるわけです。
祝日に出勤が当たるのも職員体制の関係だし(正職員、嘱託職員のバランス、早出遅出のバランス)代休も業務分担の関係で、いつでもとれるわけではない。

そんなこともあって、まだ消化していない代休を一日もっていますが、今月中の消化は無理。
そして今日出勤で新たにまた一日。

勤労感謝の日に働けるなんて幸せだなあ(泣)
50日間更新できませんでした。。。
それでもカウンターが確実に回っていることに感謝、です。ご訪問ありがとうございました。

明日からのイベントの担当に決まってから、いったい何をどうしたらいいのか皆目見当がつかないまま、図書館人ではない上司の数々の注文に振り回されながら、ここ2週間は一日12時間職場にいた日がほとんどだなあ、という感じでした。

いよいよ明日、ふたを開けたらどんなことになるのかは、あまり考えたくないので、通信で勉強していたころの話を。

司書資格をとるのに4年かかった話は既出ですが、それというのも、ひとつには、当時まだ子どもたちが小学生であったので、科目終末試験を受けるべき日が運動会や学芸会など絶対はずせない学校行事に何度ぶつかったことか。(試験は日曜日と決まっていました。)
まだ評価を出していない。。。
期限を切られている大学には、先に出そうと思っていたのだけれど、実習を進めながら図書館報を製作し、実習終了とともに館報配布の段取りをして、後は人任せで出張し、二日間の出張を終えたら…倒れました(ホント)
ごめんなさい、先週は館で何にもお仕事してなかったですね。

今日は先週お休みした分のカウンター当番に入ろうとしたら、レファレンスで戻れなくなって、時間どおりにカウンターに入れなくなってしまい、またご迷惑かけました。

まだ、体調もはっきりしませんが、やらなきゃならないことが全部積み残したままなので。(でも明らかに気力低下)

そんなことで、山ほどネタを抱えながら、こちらのエントリーはまた今度。
「夏休み」ったって、チラのことじゃないですよ!チラには今年は夏休み、ないです。
ご存じのとおり、学生の夏休みは図書館の繁忙期。しかも小中学校の夏休みもいよいよあと一週間余りを残すのみとなり、そろそろお尻に火がついてきた?

今年の夏休みは、結構出足が早かった感じで、終業式から何日もたたないうちに対策を始めた子どもたちも多かった。感心感心!
そして今の時期は、中学生にもなって、「○○についての本はどこにありますか?」とかいうことを、本人ではなく、親が聞いてくる家庭が目に付く。
いや、いつものことなんだけどね…。つい、言いたくなるんだわ。
いったい、誰の宿題なの!!!!?

こういう家族を見ていると、腹立たしくなるのはなにもチラだけではありません。
子どものいる司書は誰でもそう思うみたい。
うちの下の子(現在中3)も小学生になってからは、おもちゃでも本でも自分のほしいものを店で探すときは、自分から店員さんに聞きに行っていたし、今大学生の上の子なんか、まだ幼稚園のころに、自分が親とはぐれた?と思った瞬間に、自分から警備員さんに(しかも違うフロアの!)「わたし、まいごになりました。」と申告しに行ったのだから恐れ入る。
親と子が離れてしまった時からわずか5分後には迷子アナウンスがかかっていたのだから!

すみません、話がそれました。
課題を出された本人が直接聞かなくてどないすんねん?と思いながら、こんなの、あんなの、と資料をご紹介するわけですが。
時々は、「同じ課題が出されているようで、そのテーマで貸出しできる本はほとんどなくなってしまっていますので、こちらの事典・図鑑類も参考になさって…あ、こちらもほとんど使用中ですね。」という言葉で、親が子どもをギロリとにらんでいたり。

でも、直接足を運んで探そうとするのはまだましなほう。さすがに今年はまだないけど、「毎日バイトで図書館に行く時間がないので、これとこれに関するもの(しかもきわめて漠然とした内容!)を送ってください。」というFAXが来た時にはぶっとびました。

ただね、今年の傾向。自分で検索したり、自力で調べて私たちに助けを求めずにやっているケースも結構多いです。学校の調べ学習などで図書館の使い方がわかっている生徒さんが増えている、ということでしょうか。
通信課程で勉強を始めたころは、まだ、図書館勤務にはなっていませんでした。
テキストの山に埋もれながら、何をどう勉強したらいいものやらサッパリ分からず、途方に暮れる毎日。
とりあえず自分に課したことは、毎日昼休みに図書館へ通うこと。
たまには、職場の上司にお昼ご飯のお誘いを受けることがありましたが、それもお断りして、とにかく、短時間でも必ず図書館へ足を運びました。

あとで聞いたことですが、日を重ねるにつれて、やはり「常連」として図書館職員には認識されていたようです。
DORAさんのブログにこんなお話が。
貸出し・返却。どんなに気をつけていても、処理漏れは必ず出てくる。
うちの図書館のバーコードリーダーの感度はどうも鈍くて、なぞっているうちにタイミングがずれてきてしまう。それで、確実性を期して、できるだけひとつずつ確認しながら処理するけれど、返却で何冊もたまっているときなど、微妙に一冊抜けたりすることはあるので、処理冊数と残り貸出し数など、可能な限りその場で突合するよう気をつけるのはもちろんだが、目の前にお待ちの方がいるときは、やはりその方を優先させたい気持ちで、確認が甘くなってしまうこともある。

でも基本的に、うちの図書館では、貸出しのときに「まだ借りていらっしゃる本が○冊ありますね。」とお聞きして、「いや、全部返した」とおっしゃれば、返却本カートや返却本コーナー、書架を確認してくる。
それで、見当たらない場合、「ほかの方がご覧になっている場合もありますが、お家の中を確認されて見当たらないようでしたら、またおっしゃってください。」という対応をする。
こちらが間違っている可能性は必ずある、と職員みんな思っているし、そこで「自分のほうが正しい」とがんばって、実は逆だった、なんていうときの後処理のほうが恐ろしい、と容易に想像がつく。

それに長年やっていると、出てきた結果を見て、これは自分、相手、機械のうち誰が間違っているのか、っていう見当、すぐつくよね。
それを「絶対自分が正しい」と言い切れる自信家、本当にいるんだとしたら、ある意味うらやましいです。そういう度胸がほしいよー。
しばらく放置状態でスミマセン(汗)
ブロガー・チラは別のハンドルネームで結構長く趣味関係のブログをやっていますが、ここのところ、そちらでの燃料投下・発信が多くて忙しくしておりました。。
というのも、業務分担変更で結構重い仕事が増えて、精神的負担で凹っているので、現実逃避というか、目の前に自らニンジンをぶら下げ、土日を連休にしてもらって大好きなものを見に行ってきました。

それはともかく、今月から相互貸借を担当しています。
リクエスト図書を購入する予算が足りないので、その部分が相互貸借に回ってくるケースが今とても多いです。
新着制限期間を外れた本だったりすると、ほとんど相互貸借対応ではないかと。
以前、購入担当のサブをやっていたとき、「こんな本くらい買えよ(-_-メ)」と思ったこともしょっちゅう。
今回購入担当者も替わったので、上司の指示に二人で顔を見合わせることも多い。
今一番の疑問は、劇団ひとりの「陰日向に咲く」を購入しないで、希望を断り続けたこと。さすがに希望殺到でもう断り続けられないみたいだけど、著者がお笑い芸人ってことで、なぜこんなに頑ななのかなあ?
既に評価は定まっていると思うんだけど。

それと、うちの図書館には、結構マニアックor不思議な本が存在するらしく、借受希望が来て、「こんな本、うちにあったんかい?」と思うことがしばしば…。

そんなこんなで、不慣れな新担当者、まだまだ各方面へご迷惑かけてます。

あー、今週は来月号の図書館報完成させなきゃならないんだった!(←これも新しい分担…)

陰日向に咲く
陰日向に咲く
posted with 簡単リンクくん at 2006. 8. 2
劇団ひとり著
幻冬舎 (2006.1)
通常24時間以内に発送します。
「曝書」
図書館に来て一番初めに何のことか分からなかった言葉の一つ。
今は本の虫干し、ってしないから、死語になりつつあるんでしょうが、やっぱり、みなさん、今でも使いますね~。
現在の正式名称は、「特別整理休館日」
概ね一年に一度、完全に休館して、貸出しも返却もしないで、資料の蔵書点検や、オープン書架から閉架書庫へと本を移したり、大掛かりなレイアウト変更など普段開館しながらではなかなかできない作業を行います。
でも、一週間も休館するというと、「図書館の人、みんなで旅行にでも行くんですかぁ?」と真面目に訊かれたりして、時々ビックリします。

蔵書点検も機械(バーコードスキャナーやパソコン)などの都合で、(コードが延びないとか、読み取りづらいとかの)問題が起こって、無理な姿勢での作業を余儀なくされるし、体力的にキツイ作業が多いのですよ。
さらに、一年に一度のパソコン操作の部分で、手順や読み取りデータの落としこみにミスがあったら大変なので、気を使う部分も多いですし。
だから、曝書明けって、職員はたいていヘトヘトに疲れきっています。

そんな中で開館した時、「待ってました!」とばかり、たくさんの利用者が見えて、返却・貸出しの数の多さだけでなく、調べものやレファレンスもいつもに比べて多かった今回、「うちの図書館も、まだまだ必要とされているんだな」と、ちょっぴり意を強くしました(^_^)
こんとあき
こんとあき
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.26
林 明子さく
福音館書店 (1989.6)
ISBN : 4834008304
価格 : ¥1,365
通常24時間以内に発送します。


チラの大好きな絵本作家さんの一人、林明子さんの作。
初めてこの絵本を見たとき、矢も盾もたまらず買ってしまいました。
子どもを描いたら林さんが一番!と今思っているチラが、この絵本で初めて林さんに出会いました。

このお話の、「赤ちゃんのお守りをするために派遣されたぬいぐるみ」というシチュエーション、実は我が家にもあったのです。
我が家の場合、それは、初めての子どもが生れた時に友人たちから贈られた、大きな大きな「うめ吉」くんでした。(このうめ吉くんも、中島潔さんの絵本の登場"動物"です。このお話はまた今度)

きつねのぬいぐるみ、「こん」も最初は「あき」を見守る役だったのが、あきの成長につれて、ふんづけられ、ひきずられ、そして一緒に遊び、大きくなり…。おっと、こんは大きくならずに、古くなり、うでがほころびる。
うちのうめ吉くんもまったく同じ道を通りました。
こうして、子どもたちは成長していくのです。

こんとあきは、おばあちゃんに修理してもらうためにさきゅうまちへ、列車の旅に出かけます。
今、この本の奥付を見ると、我が家の下の子(息子です)が3歳くらいの頃に刷られたことがわかります。彼は無類の鉄道好き(未だに!)なので、喜ぶ場面の連続。
そして、我が家の子どもたちは、共働きの両親に代わって、おばあちゃんに面倒を見てもらって育ちました。

そういう意味でも、なんと身近な絵本だったことか。
でも、いつも「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれるこんが、うちにもいたらよかったなー。

ところで、福音館書店さんのサイトには、なんと、こんの作り方が出ています!
PCによる目の酷使で、針に糸が通せなくなったチラには無理ですが、「我が家のこん」を作ってみるのも楽しそうですね。(なんと、「ドアにはさまれてつぶれたしっぽ」の作り方まで出ています!!)

さて、毎月よみきかせの機会があるチラですが、まだ、この本を使ったことが無いのです。だって、懐かしさのあまり、読んでいるうちに泣けて来ちゃうんだもの。
でも、なんとかチャレンジしてみたいとは思っています。
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HN:
浦賀みちら(チラ)
性別:
女性
職業:
2008年4月9日まで公共図書館司書で、2010年3月まで市役所事務職員。2011年11月から専門図書館司書。2013年4月から大学図書館で。
趣味:
スポーツ観戦(フィギュアスケート、サッカー、野球など)
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